夕刊フジ賞オーシャンS【GⅢ】攻略！ 人気2頭が内枠に。取捨は？

1番　タワーオブロンドン　C.ルメール

2番　ダノンスマッシュ　川田将雅

3番　ナインテイルズ　野中悠太郎

4番　ティーハーフ　国分優作

5番　グランドボヌール　城戸義政

6番　キングハート　北村宏司

7番　エンゲルヘン　石川裕紀人

8番　ダイメイプリンセス　秋山真一郎

9番　ハウメア　L.ヒューイットソン

10番　ナックビーナス　横山典弘

11番　カッパツハッチ　丸山元気

12番　ラブカンプー　F.ミナリク

13番　エスターテ　丸田恭介

14番　レジーナフォルテ　杉原誠人

15番　ナリタスターワン　笹川翼

16番　クールティアラ　津村明秀

見解

　レースの位置づけとしては、今月末の高松宮記念の前哨戦ですので、ここを取っておきたいか、勝負は次走なのかの見極めは必要です。

　GⅠ馬タワーオブロンドンは、調教でかかってラストバタバタだったということです。全体時計はいいんですが。１回使ってからというコメントが出ていて、それをどう捉えるか。けっこうはっきり、使ってからと言うのは珍しいです。58ｷﾛだし、前走スプリンターズＳではいいパフォーマンスで勝ったＧⅠ馬がここで本気出してもなあと思うので、素直に、狙いは次だと見ていいと思います。

　能力だけで勝たれたら諦めです。

　斤量と、タワーオブロンドンのひとつ外の枠ということで買いやすい感じのダノンスマッシュ。失礼ながら、前哨戦のダノンというところも、買いやすい要素。しかしその分人気にはなりそうで、現在単勝1.1倍（前日20時）ですね。

　坂路1番時計なんか叩きだしちゃって、ＧⅡで確実に稼いでいこうという、ダノックスの戦略なのかとさえ勘繰ってしまいます。

　コース適性抜群のナックビーナスは明け7歳の牝馬。いちおう、他にも逃げそうな馬がいて、そのへんとの兼ね合いが鍵になりそうですが、昨年はモズスーパーフレアを行かせたうえで、しっかり走って2着確保してるんですよね。ノリ騎手は久々に乗りますが、うまいこと立ち回ってくれそうな気はします。

　全体的には、内枠先行有利という見方でいいと思います。明日のうちは馬場もよさそうですし。洋芝が長めの設定なので、時計はそんなには出ないでしょう。

予想

　ダノンスマッシュに◎を打ちたいですが、安すぎる懸念……。

　さりとて、ナックビーナスがアタマでくるかというと……むぬぅ。

　一昨年覇者のキングハートの一発を狙うテもあります。12月から中山1200を2連戦。3走目にここをもってきて、狙いにきてる感はありますね。何気にその前2走は５８キロ背負ってますから、ここはその点少し楽になります。

◎キングハート