人狼ゲーム マッドランド【映画】観たので感想とか めっちゃネタバレします
キャラ紹介
今作では、人狼1人、預言者1人、用心棒1人、狂人7人という構成で、預言者用心棒以外は、人狼に死んでもらっては困るという、普通の人狼ゲームとは逆になっている。
1、主人公女
シリーズの主人公の中では一番地味な風貌。用心棒のカードを引き、初回投票のやりとりだけで預言者を見抜き護衛成功させた功労者。(おそらくニブイチの賭けだっただろうけど、女性であることともう一方の自称人狼がキモすぎたことから、結果的に正解できた)
けっこう発言して揺さぶりをかけようと頑張っていた。
最大の見せ場は死の間際。仲間の預言者を守るために、人狼に襲撃された際、偽装工作のために自ら頭を殴打したうえ、窓から身を投げた。その偽装工作によって預言者は守り抜かれた。仲間を助けるために、本当の意味で自分を犠牲にしたのは彼女がシリーズ初。
2、自称人狼女
預言者のカードを引いたが、人狼を自称する。リスクはあったが、投票されるわけにいかないし、おかげで用心棒が預言者を絞り込んで護衛することができた。
人狼っぽく振舞うよう頑張っていた。大勢の前以外ではむしろ気弱な感じを見せ、リードしたり助言したりするのは主人公女のほうだった。
本物の人狼のほうが上手であるように見えたが、主人公女の決死の覚悟に救われる形で最終的な勝者に。
3、赤いカーディガン女
本物の人狼。シリーズ唯一最初から人狼1人スタートで、孤独であろうに、孤独に毎夜人狼活動を続けた。常に不敵な態度でいる。
人狼カミングアウトのタイミングを遅らせることで、かえって発言に説得力をもたせた。その雰囲気からも、主人公女の偽装工作がなければ人狼としてやりおおせたかもしれない。
上記の通り、主人公女の決死の偽装工作によって罠にはまるかたちで投票されて死亡。
4、おかま男
ゲイという設定らしく、それを人にバカにされるのを嫌がっていた。
人狼を自称し、人狼が死んではならないというルールを利用して、周囲に対して自分にひれ伏せと命じて好き放題やっていた。
人狼を自称したことで本物の人狼に狙われやすくなり、人狼の襲撃にあい死亡。
5、メガネ女
真面目そうな風貌で特段目立たずにいた。最後の投票まで残ったが、主人公女の偽装工作を発見したことで、預言者女を本物の人狼と確信してしまい、本物の人狼に投票をして死なせたことで、自らも死亡。
6、おかまの奴隷男
自称人狼のおかまに何故か目をつけられ、靴を舐めさせられたり床に落ちたパンを食べさせられたりひたすらみじめな役回りを強要された。
我慢が限界にきておかまを血まみれになるほど殴打し、それがルール違反として運営に粛清されるかたちで死亡。
7、メガネ男
特になにもせず投票で死亡。
8、特徴のない黒髪男
特に何もせず最後の投票に残ったが、メガネ女の言うままに本物の人狼に投票して死なせたことで自らも死亡。
9、白カーディガン男
おかまに媚び、顔も良かったことで気に入られていたようである。特に理由もなく投票される流れになり死亡。
10、白カーディガン男の彼女
下の名前で呼んでいたり、白カーディガン男と親密なようだったが、前作のカップルのようにちゃんと愛されていなかったようで、あっさり見捨てられるような感じで、最初の投票で場の流れに任されるままに死亡。
映画の感想
シリーズ6作目。狂人村ということで、人狼を探し出して始末したい普通の人狼ゲームと違い、人狼を狂人たちで守るという、ルールを真逆にすることで、これまではとは違うロジックが必要になりました。
それ自体はいいのですが、映画としては、おかまが不快すぎて見てられないものがありました。中盤頃に退場してくれたので安心しました。
人狼をやった赤いカーディガン女はなかなかナイスでした。不気味かつ不敵で、発言にも説得力があり、主人公サイドとしてはかなり強敵だったでしょう。
主人公女の最期のシーンは壮絶で、シリーズの中でも上位の名シーンだと思います。
全体的に、おかまのインパクトが強すぎるし、その他のキャラがほとんど論理的思考をできないまま死んでしまうので、人狼ゲームとしての見ごたえは少なかったです。
映画の得点
キャラクターの良さ ☆3 人狼がナイスでしたが、おかまのせいでマイナス。
ストーリーの良さ ☆2 全体的にストーリーはうすいですね。
人狼の良さ ☆5 3作目クレイジーフォックスに登場のサイコ野郎に通ずる不気味さがナイスでした。
主人公可愛い度 ☆2 単純に好みのタイプではありませんでした。
おすすめ度 ☆2 おかまが色々壊してる感。