国枝氏「最近はGⅠや重賞にふさわしくない馬が出てくる」発言について
ちょっと遅い話題ですが、どっかのスポーツ紙に出ていた、国枝氏の発言
最近はたまにあるでしょ? GⅠや重賞なのにふさわしくない馬が出てくることが
について。
個人的には、競馬関係者としてあるまじき発言と思っています。ルール理解してんのかと。
出走条件を満たした上で、枠が空いていれば誰でも出られるのが”オープン”であって、それは重賞やGⅠだって言えること。ルールに則って登録をして出走できるのであれば文句を言われる筋合いはないわけです。
ふさわしいふさわしくないは関係ないし、そんなこと言い出したら、ふさわしいの基準はどうするんだと。結果勝ったからいいけど、お前んとこのマツリダゴッホはふさわしかったの?
だいたい、GⅠや重賞にふさわしい馬とやらが出てこないから枠が空くんだろと言いたい。お前んとこのアーモンドアイはぎりぎりまで有馬記念出走を逡巡してたけど、出てなかったらクレッシェンドラヴが出走できてたし、さらにもう一頭いなかったら2勝クラスのヴァイスブリッツが出走できた。今回はたまたまそうならなかったけど、ハナからノーチャンスの馬なんて毎回何頭かはいる。てか今回もスカーレットカラーはふさわしかったのかとかある。
でもそんなのは失礼な話です。ちゃんと正規の手順と段取りで出てきてるんだから、ふさわしくないなんて発言は驕りでしかないと断言できますね。
まあ国枝氏は今後、GⅠや重賞にふさわしい馬でない限りそれらのレースには出さないんでしょう。ふさわしくなくね? と思えたなら抗議していいと思います。