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有馬記念出走馬確定 考察

 揃いも揃ったり豪華メンバー! 第64回有馬記念、出走馬および枠順確定が確定しました。

 1頭ずつ見ていきます。

 

1枠1番 スカーレットカラー 牝4 岩田55 高橋亮 ノースヒルズ

 府中牝馬Sで初重賞制覇し、充実ぶりを見せましたが、次走エリザベス女王杯では4番人気7着。単勝1桁、7.7倍の4番人気でしたが、直線の攻防を見るに、いささか力不足だった印象。さらに相手強化となる今回は、好枠といえど厳しいと思います。

 寸評:来たらごめんなさい

 

1枠2番 スワーヴリチャード 牡5 マーフィー57 庄野 ノーザン

 前走GⅠ2勝目となるJC優勝。もともと完成度が高かった馬が、ここにきて本格化という印象を受けました。絶好枠を引いた今回は、買うにしろ買わぬにしろ注目せざるを得ない1頭。いかにもJC狙いっぽくて、重馬場をメイチで使って、お釣りはあるかというのが少し不安。

 寸評:普通に有力

 

2枠3番 エタリオウ 牡4 ノリ57 友道 ノーザン

 最強の1勝馬という声も聞かれた馬ですが、近走は不振。枠はいいし、この鞍上なのでなにをやらかすかという期待もありますが、冷静に戦績を見ると2枚落ちくらいな気がします。

 寸評:どっちかというとノリのやる気を予想すべし

 

2枠4番 スティッフェリオ 牡5 丸山57 社台

 個人的には穴で狙いやすいのがこの馬。好枠の逃げ馬。小回り得意。当年のオールカマー勝ち馬。外枠に入った逃げ馬勢の機先を制すことができればチャンス。

 寸評:スタートからポジション争いが鍵

 

3枠5番 フィエールマン 牡4 池添57 手塚 ノーザン

 凱旋門賞で歴史的大敗を喫し、ロバかとまで揶揄されましたが、コースは合っていそうです。ただ、海外帰り初戦は基本割り引いて考えるべきで、今回はどうかなと思います。

 寸評:今じゃない感

 

3枠6番 リスグラシュー 牝5 レーン55 矢作 ノーザン

 海外GⅠまで勝ってしまった、まさしく充実一途の5歳牝馬。前走のオーストラリアからひと月半程度の間隔で、これは単純に割引材料。宝塚記念の勝ち方を見るに、能力的には十分通用します。

 寸評:状態次第

 

4枠7番 ワールドプレミア 牡3 武55 友道 ノーザン

 当年の菊花賞馬がその年の有馬記念と相性がいいことから、侮れない1頭。それ抜きにしても、ゆっくり長く加速してトップスピードにあげていくこの馬にとってはいいコースに思えます。当日あ雨で時計がかかるかもしれないのもいいと思います。

 寸評:意外とやれるかも

 

4枠8番 レイデオロ 牡5 三浦57 藤沢 ノーザン

 今年に入って一気に不振に陥り、前走で決定的に評価を落としてしまいました。前走の敗因を道悪に求めたとしても、今回もパンパンの良馬場にはならなさそうで、狙い辛いと思います。

 寸評:やる気全開なら?

 

5枠9番 アーモンドアイ 牝4 ルメール55 国枝 ノーザン

 説明いる? ってくらい歴史的名馬となりました。香港を熱発回避し、電撃参戦となりました。出走表明をぎりぎりまでしなかったし、国枝氏が有馬記念は紛れがあって名馬でも負けるからいややという旨の発言をしちゃってたのがどうなのか。能力は間違いなく1番。

 寸評:安いから買いません(断言)

 

5枠10馬 サートゥルナーリア 牡3 スミヨン55 角居 ノーザン

 すげー個人的意見なんですけど、ダービー時は人気吸ってとべと思ってたくらい別に好きじゃなかったですが、秋天で負けてひどく叩かれているのを見てかえって好きになってしまい、応援は今回1番しています。

 スタンドからの歓声で興奮してしまうと言われていて、今回も危ないと見られていますが、重賞ともなれば大なり小なり歓声なんてあるし、何デシベル以上だと興奮しだすとかあったら逆におかしい。関係ないと思っています。

 負けが東京だけなので、東京競馬場の地下馬道になにかしらの原因があると見ている人もいて、根拠はありませんが、自分としてはそちらの説を支持したい。

 そうでなきゃ単にその日の気分なんでしょう。

 なんにしても、使える脚は一瞬なので、絶好位から一瞬で勝負を決める、ただその刹那のみというタイミングでの仕掛けが必要となりましょうから、スミヨンの腕しだいなとこもあると思います。

 寸評:頑張れ!

 

6枠11番 キセキ 牡5 ムーア57 角居 下河辺

 逃げを身に着けてから安定しましたが、前走は大敗。GⅠを勝ち切れてもいなくて、善戦はしそうでも勝てるかと言うと厳しい気がします。同型の出方とムーアの腕しだいでしょうか。

 寸評:同型の出方とムーアの腕しだい

 

6枠12番 クロコスミア 牝6 ハゲ55 西浦 小島牧場

 エリザベス女王杯3年連続2着という記録を持ちます。スロー逃げできればけっこう粘ります。必ずしも逃げないと好走しないというわけでもないので、今回はハナは譲るでしょうか。いずれにしろ牡馬混合での好走歴はなく、実力的に厳しそうというのが正直なところ。

 寸評:来たらごめんなさい

 

7枠13番 アルアイン 牡5 松山57 池江 ノーザン

 久々に松山に手が戻り、個人的にはそれがうれしいです。善戦マンでしたが、ここ2走で大崩れ。コースは合いそうですが、2走連続二けた着順からの巻き返しとなると?

 寸評:さすがに買い辛い

 

7枠14番 ヴェロックス 牡3 川田55 中内田 ノーザン

 こちらもまさに善戦マン。素質は見せ続けているのでいずれはGⅠを勝てそうとは思いますが、勝てる勝てる詐欺なのかもとも思います。いかにも器用そうで立ち回り上手なのが強み。

 寸評:相手が強くてどうか

 

8枠15番 アエロリット 牝5 津村55 菊沢 ノーザン

 しぶとい逃げで牡馬相手にも好走する強い牝馬。今回も逃げたいところでしょうが、いかんせん外枠。レース全体のペースを握りそうでもあり、外枠でもなにがなんでも逃げるんだとなればハイペース不可避。そうなるかならないかで、他馬への影響も変わってくるでしょう。

 寸評:まさかの楽逃げとなれば普通に残る

 

8枠16番 シュヴァルグラン 牡7 福永57 友道 ノーザン

 海外GⅠ3走し、振るわない結果の後、一昨年勝ったJCでは惨敗。有馬記念は2年連続3着中。そろそろ古豪という風格も出てきて、近走不振もいきなり全く走らなくなるタイプとも思えず、状態さえ良ければとは思うものの、大外枠。

 寸評:死に枠で厳しい

 

総評

 書いていて、改めて豪華メンバーだなと思うばかり。

 枠が重要なコースですので、内枠なだけでプラス要素。

 もろもろ踏まえて、本番までに予想を固めたいと思います。