朝日杯FS 回顧
１番人気サリオスが３連勝で優勝！ 初制覇がかかった武豊は２着
レース展開
内枠から先行力の高さを活かしてビアンフェがとびだした。隊列はすぐに決まったがビアンフェのすぐ後ろに先行各馬が続き、ペースは緩まずハイペースに。
勝ったサリオスは３番手馬群を追走といったかたちで、逃げ馬を見ながら進めていた。
直線向いて、逃げ先行勢はスタミナ切れで壊滅。サリオスのみが抜け出してきた。
同時に後方待機していた２番人気タイセイビジョンもコーナーをまくり加減にポジションをあげ、直線半ばまでは差し切らんばかりの脚色を見せたが、そこからサリオスは突き放していった。
同じく後方待機していた伏兵タガノビューティーもタイセイビジョンの外から進出。食い下がっていたが、ほとんど最後方から追い込んだグランレイが最後３着にあがりフィニッシュ。
感想
素直に、サリオス強し！ ですね。先週の阪神JF同様、勝ち馬はかなりのパフォーマンスを見せて勝っていると思います。
２歳にして540kgという体重で、そこからくる脚への負担なんかは心配ですが……。2歳でGⅠを勝ってしまうハーツクライ仔ということで、さらに大きな期待をせずにはいられません。
2着タイセイビジョンは、いい競馬をしていましたが、相手が悪かった。武騎手も、当初は乗り馬がないみたいでしたが、ここでこの馬が回ってきたのはツキがありましたが、相手関係でツキがありませんでしたね。
タートルボウル産駒といえばトリオンフがすでに活躍していて、これも武騎手のお手馬という印象。タートルボウル自身はすでに亡くなっていますが、少ない産駒から活躍馬が出ています。個人的には、距離が伸びたほうがいいと思っているので、クラシック戦線で見てみたいですね。
ちなみに、タートルボウルはサドラーやダンジグ非経由のノーザンダンサー系です。
