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先週の競馬 回顧 中山牝馬S ファルコンS フィリーズレビュー 金鯱賞

中山牝馬S

◎フェアリーポルカ 1着

 

 南関東には非常に珍しい3月の大雪に見舞われ、馬場は不良に。視界も効きづらい中、ルーラーシップ産駒のフェアリーポルカが勝利。不良馬場でルーラーシップ産駒というと、キセキの菊花賞を連想してしまいますが、極悪馬場の非根幹距離に強いのかなあと思います。

 

 かなり特殊な馬場での競馬となったので、上位馬は今後かえって買いにくいと思うかもしれませんが、あそこまでの極悪馬場となれば、単純に力の勝負になりがちで、むしろ評価していいんじゃないかなと思います。

 2着のリュヌルージュは、軽ハンデだったことは留意したほうがいいと思います。

 

ファルコンS

◎エグレムニ 7着

 

 岩田せがれの初重賞制覇を期待しましたが、まだ早かったですね。

 コーナーでは隣にいたシャインガーネットが勝ったんですから、馬の力でしょう。

 

 シャインガーネットはソツない競馬で直線いいところに持ち出すとぐっと伸びて、派手さはないですが良い勝ち方でした。馬群がばらけてくれたので、もっと凝縮して揉まれる感じだとどうかですが、力があると思います。

 

フィリーズレビュー

◎アヌラーダプラ 9着

 

 1番人気カリオストロがハナを切りました。稍重馬場としてはちょっと速いペースだったと思います。

 実際最後止まってるんですが、勝ったエーポス以外はほとんど伸びてこなくて、好位にいたヤマカツマーメイドとナイントゥファイブだけがなんとかかわしました。

 

 エーポスは中団待機でしたがかかり気味でした。直線で解き放たれると、よほどやる気があったのか弾けてきましたね。距離がギリギリだと思います。岩田パパのガッツポーズが印象的。批判されがちな汚いフォームは個人的には好きなんですが、最近はそれもあまり見られずさみしいんですが、まだまだ存在感を出していってほしいです。

 

 アヌラーダプラはこんなもんかなという感じ。輸送もあったし、結果的には人気しすぎでした。

 

金鯱賞

◎ダイワキャグニー 3着

 

 逃げるだろうと思っていたので、それは予想通り。スローに持ち込んで、息の入らなかった前走と同じ轍は踏まんといった感じでしたが、勝ち馬は別次元の脚。好位を立ち回ったサトノソルタスにもかわされました。

 スタートしてからスピードに乗るまで時間がかかるし、本来逃げ馬じゃないよなあという気がしてます。

 

 サートゥルナーリアはさすがの瞬発力。消耗戦にもならず、もってこいの展開でした。左回りが問題ないのははじめからわかっていたのでそれはいいです。ダービーや秋天での負けは、展開か、噂の地下馬道か。ていうか、ダービーも秋天も格の高いGⅠなんで、何故負けたって言われる時点で、サートゥルナーリアの求められるものの高さがうかがえますね。勝てなくても当たり前のレースですから。