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金曜競馬 フラワーカップ ちょっと考える

 今週は金曜も競馬があるので、水曜日ですが出走馬確定しました。

 

 フラワーカップは混戦ですね。

 ミアマンテとレッドルレーヴが人気かなと思いますが、抜けてるとは思いません。

 シーズンズギフトが3番人気ですかね。オッズ次第じゃ買いやすいです。

 

過去データ

 普段、重賞過去10年とか気にしないんですが、予想のとっかかりがないので調べてみました。

 が、見事なまでにこれといった傾向がありません。

 枠とか、種牡馬とか、前走とか、極端に抜きんでてるデータがないんですよね。

 

 いちおう、JRAの公式に、過去5年傾向ってことで載ってますけど、載せなきゃいけないってのも大変だよなあと思わされます。ひっくり返ったのが、

「キャリア2~5戦の馬が中心」

 幅広すぎやろ!!

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 これですか?

 

 キャリア1戦の馬の評価を下げられるデータにはなり得ますが、今の時期に1戦しかしていない馬と、ある程度クラシック見据えて早めにデビューした馬とでは、馬の仕上がりと経験値が違うのは当たり前ですしね。

 

 前走が500万の馬が優勢といったデータもありますが、阪神JF出走の上位馬はチューリップ賞に回ることが多いし、下位馬は自己条件を使ってからここに来たりするので、そもそも前走重賞の馬の出走が少ないんです。どうしても、賞金が足りないから出てくるというケースが多くなりますし。

 データ上、前走500万(今でいう1勝クラス)の馬狙いだ! とかやらずに、重賞で好走してる馬は普通に評価すべきかなとは思います。

 

サンプル数を増やす

 フラワーカップの過去データだけではサンプルが少ないので、

「中山芝1800m」

 で過去3年調べてみました。サンプル少ないと言ってるのに3年に絞ったのは、例えば10年も前のデータを含めてしまうと、種牡馬傾向が大違いになってしまうからです。極端かつわかりやすく言うと、過去20年で調べると種牡馬トップがサンデーサイレンスになりますが、サンデーサイレンス産駒はもう走っていないので無意味です。

 

 でまあ、それで調べると、種牡馬としてはディープインパクト産駒がトップです。出走数が多いから数打ってるだけしょと思いきや、確率も断トツと言っていいくらいいいです。ちなみに過去3年間、中山芝1800に出てきたディープインパクト産駒の単勝を全て買い続けるだけで、プラスになってます。思うに、ディープインパクト産駒って切れ味特化、良馬場特化のイメージがあって、東京の良馬場向きと思われがちなんでしょうね。中山でも全然走ります。

 他に、十分出走頭数がいて、確率がいいのは、ハーツクライ、ステイゴールド、ヴィクトワールピサ、ロードカナロアあたり。

 逆に物足りないのは、ハービンジャー、オルフェーヴルあたり。全く来ないわけでもないですが。

 データの少ない新種牡馬は、

エピファネイア(1-1-1-5)

キズナ(1-0-0-4)

 今回はどうなると判断しましょうか。

 

 前走距離で言うと、だいたいのコースでその傾向になるんですが、同距離ないし距離短縮がいいです。延長はやや不利。

 

 枠は案外、1枠が苦戦傾向です。2枠より外はさほど差はなし。馬番16はかなり確率悪いですが、大外枠はそんなに悪くありません。つまり非フルゲート時の大外枠は悪くない。そこをさらに抽出して調べると、10番が突出して好成績なので、10頭立て時の10番は強いです。

 大外ということで一番最後の枠入りだけど実質中枠ってのがいいんですかね。今回10頭立てじゃないのが残念ですね。

 

 騎手で見ると、やはりデムルメが圧倒的。しかし人気も凄いので回収値的にはマイナス。

 騎手データ的には、過去3年であっても蛯名騎手がランクインするくらいなので、ちょっとアテにできない面もありますね。

 いちおうデムルメ以外では、ノリ、松岡、石川あたり。戸崎は何故か2、3着ばかり多いです。三浦もまあまあ。

 案外、田辺は悪いです。津村や大野あたりにいたってはやばいです。

 デムルメ以外の関西騎手はサンプル少ないですが、和田、福永、岩田、川田、武などの上位機種は少ない中でも結果を残しています。

 

まとめ

 そんな感じで、全くの混戦ですが、データをもとにある程度消去法みたいな感じで絞り込んでいけば、当たるかどうかはともかく、買える馬が見えてきます。

 あとは枠が発表されてから考えて、決めましょう。