今週の競馬感想【ジャパンカップ・京阪杯・京都2歳】

ジャパンカップ

　本命はコントレイル。何がどうして、とかいうのでなく、単に一番勝つところが見たいのは？　という観点から、コントレイルになった。

　グローリーヴェイズは少し悩んだ。大外発走だったが、東京はほとんどの馬が内を開けて走っていて、ゴール前発走の2400なら外枠はむしろプラスと思ったし、オッズがよかった。しかし、もっと高くないと適性ではないのではと思ってやめた。

　引退レースとなったアーモンドアイは素晴らしかった。最後まで好きにはなれなかったが、今回ばかりは賞賛するほかない。

　コントレイルは警戒していたのがデアリングタクトだったのか、位置取り的にはちょっと後ろだった。直線でも、デアリングタクトに蓋をするような動きをしていた。アーモンドアイ徹底マークだったら勝ててたのではないかと、野暮と知りつつ、思わずにいられない。

　デアリングタクトは上記のコントレイルの動きによって、進路変更を余儀なくされて、それがロスになってると見える。スムーズだったら2着はあったかもしれず、今回の結果で、コントレイルとデアリングタクトの力関係が決まったとは思わない。

　グローリーヴェイズは結果的に先行しすぎたし、追い出しも早かった感がある。勝ちにいってのことと思うし、一瞬はよもやという見せ場は作った。

　レースはキセキの大逃げで、レースラップとしてはハイペースを超えたハイペースをさらに超えたハイペースとなった。2番手も、1000通過が60秒をきるくらいだったと思うので、けっこう速かったと思う。

　地力がもろに出る勝負となり、ここまでＧⅠを8勝してきたアーモンドアイの力が発揮された。

　全着順も、おおむね各馬の実力通りに決まったのではないかと思う。

　アーモンドアイは引退だが、コントレイルとデアリングタクトは来年も走るので、これからも楽しみにしていきたい。

京阪杯

　阪神もある程度差しが決まるだろうと読んで、3歳のときから、いつか仕事をするだろうと思っているトゥラヴェスーラ本命。

　ある程度は走ったが及ばなかった。今の東京くらい内が荒れていればと思う。

　フィアーノロマーノはうまく走っていた。ローカルに徹していた吉田隼人もしたたかに乗った。

　カレンモエはこれからもこれくらいの走りを続けるだろうと思った。

京都2歳Ｓ

　ほとんど騎手で選んでグラティトゥー。全然だった。

　ここの出走馬から、今後どうという感想は正直ない。