エンジョイ勢でも勝ちたい!

競馬予想、競馬コラムなど

人狼ゲーム クレイジーフォックス【映画】 観たので感想とか めっちゃネタバレします

キャラ紹介

1、主人公女

 長身がちでショートヘアー。頭がおかしい。参加2回目。冒頭で参加者の男子一人に一目惚れする。しかし自身が狐のカードを引いてしまったので、自分が生き残ったときは、自分以外が死ぬときであって、どうあがいても二人で生き残る道はなかった。し、一目惚れの相手の男には割と相手にされていなかった。

 参加2回目とあって、狐という特殊な役職もかなりうまくこなし、勝利をもぎとって見せた。まさしく狐と呼ぶにふさわしい立ち回りで、狡猾さにおいてはシリーズ屈指の存在。

 描かれ方が性悪というわけではないが、自らが生き残るために人をたばかることに躊躇はなかった。なんだかんだ死にたくなかっただけなのに、最後カメラに向かって怒鳴ってるのはうすら寒い。

 

2、目のでかい人狼女

 参加2回目。慣れもあって、人狼として目立たないようになどの配慮をしていて立ち回りは悪くなかったが、狐に翻弄された上に襲撃時のミスで決定的な証拠を残してしまって、自身の生き残りの道は潰えた。しかし、真正クズの3人目の人狼を勝たせないために、狐を勝たせて死亡。狐もかなりクズなので視聴者目線としてはただかわいそうだった。

 

3、灰色シャツの人狼男

 参加2回目。シリーズトップのサイコ野郎で、人狼活動時の悪人然とした態度は見ていて痛快。

 けっこう発言するし、色々立ちまわっていたが、結果として狐に翻弄されるかたちでかえって自分が窮地に陥る。預言者を自称したのも、結果的に悪手だった。

 

4、留学生の男

 上海からきた。預言者のカードを引いた。喋るときやけにテンション高めでかなり目立ってるのに、なんとなく雰囲気に毒気がないからか、強く疑われることはなかった。おそらく根拠なかったのになぜ選んだのかわからないが、預言者能力で早期に目でか女を人狼だと看破していた。

 死ぬ前夜にもう一人占えていたんじゃないかと思うが、多分潜伏している3人目の人狼は見つけられなかったのだろう。最後の占い結果は言及していなかった。目でか女が最後の人狼という流れだったし。

 

5、3人目の人狼女

 シリーズ随一のクズ。死んでよかったランキングを作ったら余裕で1位をとれる。まあ人任せにしてたせいで仲間である人狼の反感さえ買って報復されたあたり、因果応報か。

 

6、主人公女の友達女

 普通の人。友達に騙され続けてかわいそう。人狼の疑いが強くなった目でか女を、夜の間縛っておこうという案は、シンプルだがナイスだった。しかし3人目の人狼の策のせいで殺されてしまった。

 

7、狐に惚れられる男

 サイコ野郎とクズ女とともに参加2回目。自身は割とまともだが、クズ2人を共に戦った仲間と認識していて、人狼だと疑うことはしなかった。ある意味、おかげで狐に惑わされることもなかったが、正しい判断をしていたとも言えない。

 

8、チャラ男

 知らないからとはいえ、無根拠に初っ端で大事な用心棒を処刑する流れを作ってしまう、シリーズ屈指の無能。預言者を自称したことと、発言力が強いところを見せたせいで初夜に人狼に狙われ死亡。

 

9、帽子男

 仕切り屋。チャラ男より分別ありそうで、口調は粗暴ながらも論理的にゲームを進めて解決しようという態度は見られたが、それが人狼側からすると手強そうに見え、ターゲットにされてしまい死亡。

 

10、運動部っぽい女

 健康的。狐に惚れられ男とちょっと話しただけで狐に目を付けられ、投票時に誘導を受けて処刑される。ガチでなにもしてないのにただかわいそうな人。

 

11、小さい女

 かわいい。常に遠慮がちだが割と喋る。最後の投票まで生き残っていたし、ゲームを終わらせたいと心から願っていたようだが、やはり結果的に狐の思惑に巻き込まれ死亡。

 

12、坊主男

 ゲーム参加に消極的。そこをチャラ男に目を付けられ初めに処刑されてしまう。せめて、人を怪しい誘導してる人こそ怪しいというような反撃をして、少しでも流れを変えられたらと思わないではない。本当に用心棒だったようで、村人側は貴重な戦力を早々に自ら処刑することになった。

 

映画の感想

 シリーズ3作目。過去2作から場所が変わり、ルールも少し追加あり。建物の備品を壊すなというものと、他人に危害を加えるなというもの、外には丁寧に境界線が張られ、丁寧にこっから外はダメだよと書かれていました。参加者を束縛する装置も、絆創膏型爆弾(?)ではなく、首に巻かれたワイヤーに。

 1作目で美人女の妹が八つ当たりでテレビとビデオめちゃくちゃに壊してたので、しゃーねーなと思ったのでしょう。

 他人に危害を加えるなというのも、投票による処刑や、夜中の人狼の襲撃以外で、力技で殺害してしまうことを防ぐためのものでしょう。

 そして、参加者脱走防止の装置も、運営の操作で締めたり緩めたりできるワイヤーになり、人狼のターゲットが激しく抵抗した場合、ワイヤーが締まって無力化するように。1作目で、人狼が言い逃れ不能レベルで顔に傷を負っていたので、そういうのの対策かと。

 できるだけ、人狼ゲームの本質外での解決をさせず、極力、推理と駆け引きのみで進行させるための配慮でしょう。

 

 主人公女と、目でか女は、以前にともに人狼ゲームに参加した経験があるようでしたが、目でか女にして、あいつはアタマのねじぶっ飛んでると言わしめるほど、主人公女が変わり者という設定。

 非常時かつ緊迫状態にも関わらず、一目惚れしたとぬかして、村人人狼関係なしに迷惑をかけまくっていました。それでいて最終的に勝者となる狡猾さですから、人狼ゲームプレイヤーとしてはかなりの強者。

 

 主人公女の不思議ちゃん設定がうざいし、視聴者からは狡猾さが目に見えるので不快に感じやすいですが、自分としてはサイコ野郎の喋り方とかが面白くて、作品としての評価は高めです。

 

 ほとんどとばっちりで最後死んでしまった、留学生くんと、小さい可愛い娘が本当に不憫。

 

映画の得点

キャラクターの良さ ☆5 サイコ野郎と主人公女は良くも悪くもインパクトあって良かったです

ストーリーの良さ ☆2 設定にいらない部分が多かった気がします

人狼の良さ ☆5 個人的にサイコ野郎は最高でした

主人公可愛い度 ☆3 可愛いけど特に好みではないです

 

おすすめ度 ☆3 いい点と悪い点ありますね